浄土真宗における法事とは、亡き方を偲ぶことをご縁として、なによりも自分自身が仏法に出遇う大切な機会です。浄土真宗のみ教えは、「今生において阿弥陀さまのお救いにあずかり、いのち終えると同時に阿弥陀さまのお浄土に生まれて、悟りの仏にならせていただく」という教えです。ですから、亡くなられた方はけっして迷われているのではなく、むしろ仏さまとなって私たちを導くお方になっておられるのです。その仏さまとなられたお方が、あとに遺された私たちが仏法に出遇えるようにと用意してくださったご縁が法事なのです。浄土真宗では、「ただ仏法は聴聞にきはまる」(『蓮如上人御一代記聞書』より)と言われていますから、故人の月命日・祥月命日・年忌等を通してできるだけ機会を作って仏法をお聴聞していただきたいと思います。些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。



元旦会 1月1日
春季彼岸会 3月下旬
盆会 8月13日
秋季彼岸会・永代経 9月下旬
報恩講 11月下旬



浄土真宗における通夜・葬儀には大きく3つの意義があります。

故人を偲び、尊い人生を生き抜かれたことに手を合わす
故人を生涯支え続け育て続けてくださった阿弥陀さまに
  感謝しお礼する
故人が命懸けで知らせてくれた
 「人は必ず死を迎えなければならない」という
  事実を受け止め、自分自身のいのちについて見つめ直す

いずれも大切な意味があります。故人と有縁の方々がこのような意義を感じられるような通夜・葬儀になるよう精一杯勤めさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。




1日の会
毎月1日の朝8時からお正信偈をお勤めし、法話をしています。どうぞどなたでもご自由にご参拝ください。
※参拝料はありません。お気軽にどうぞ。

お正信偈の会
毎月、お正信偈の内容を少しずつご一緒に学ばせていただいています。またこの会では、その月の祥月命日の方の法要も併せてお勤めしています。開催日は月ごとに変わりますので「誓林寺だより」をご覧ください。