浄土真宗における法事とは、亡き方を偲ぶことをご縁として、なによりも自分自身が仏法に出遇う大切な機会です。浄土真宗のみ教えは、「今生において阿弥陀さまのお救いにあずかり、いのち終えると同時に阿弥陀さまのお浄土に生まれて、悟りの仏にならせていただく」という教えです。ですから、亡くなられた方はけっして迷われているのではなく、むしろ仏さまとなって私たちを導くお方になっておられるのです。その仏さまとなられたお方が、あとに遺された私たちが仏法に出遇えるようにと用意してくださったご縁が法事なのです。浄土真宗では、「ただ仏法は聴聞にきはまる」(『蓮如上人御一代記聞書』より)と言われていますから、故人の月命日・祥月命日・年忌等を通してできるだけ機会を作って仏法をお聴聞していただきたいと思います。些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。
元旦会 1月1日
春季彼岸会 3月下旬
盆会 8月13日
秋季彼岸会・永代経 9月下旬
報恩講 11月下旬